【温度差バリアフリー】ヒートショックで亡くなる方が、実は交通事故で亡くなる方よりも2倍多い!

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警戒注意!ヒートショックに気を付けて

はじめに

2023年も残すところ、あと2か月を切りました。

そこで特に冬場(11月~2月)に多く発生するヒートショックについて述べていきます。

ヒートショックにより亡くなられる方が多くいます。

正確な死者数は明らかにされていませんが、統計学的にみると入浴中に亡くなられる方が、推計で1万9000人/年とも言われています。

実際には、ヒートショックが原因で亡くなられたであろう人数は、約5,000人強です。

これは、交通事故で亡くなられる方よる2倍多い人数のです。

▼▼▼ここからは、ヒートショックについて解説していきます!▼▼▼

1.ヒートショックとは

ヒートショックとは、気温の高いリビングなどから気温の低い脱衣所、そして更に気温が低い浴室に入り、厚い湯舟に浸かることで、温度差によって血圧が急激に上下に変動して、

心臓や血管に異常が生じることです。症状としては、めまいや失神などの症状が発生し最悪、死に至ります。

2.ヒートショックなり易い人

高齢者の方に多いので、若い方は自分はならない、子供はならないと思っている方も多く居ると思いますが、年齢に関係なくヒートショックになる可能性はあると言うことです。

  • 65歳以上の高齢者
  • 30分以上入浴する人
  • 飲酒後すぐに入浴する人
  • 糖尿病などの生活習慣病の人
  • 熱いお風呂が好きな人
  • 不整脈や睡眠時無呼吸症候群の人
    などが挙げられます。

3.気を付けるポイント!

冬の「ヒートショック」を防ぐポイント

入浴前に脱衣所や浴室を暖めリビングなどと温度差が無いようにましょう。
10度以上温度差があるとヒートショックが起こりやすいと言われています。
一番風呂が好きな方も多いと思いますが、入浴前に浴槽の蓋を開け湯気などで浴室を
温める、暖房で温めるように特に気を付け習慣付けましょう。

湯舟にいきなり入るのでは無くかけ湯をしてから入りましょう!
銭湯や温泉などでは、身体を先に洗ってから浴槽に入ると思いますので、身体を慣らし
手や足からゆっくりと入るようにしましょう。
また湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分までを目安にしましょう。

浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。急に立ち上がると血圧の低下、めまい、
ふらつきの原因になりますのでゆっくりと浴槽などに手を添えてから立ち上がりましょう。

アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。特にアルコールを飲んだ
後は、血圧が低下しやすくなり、判断能力も低下しますので、お風呂前の飲酒は避けましょう!

精神安定剤、睡眠薬などの服用後入浴は危険ですので注意しましょう。服用後に入浴すると
判断能力の低下や浴槽内で寝てしまうこともありますので非常に危険です。

入浴する前に同居者に一声掛け、同居者は、いつもより入浴時間が長いときには入浴者に声掛けをしましょう。

血管の変化

最後に

ヒートショックについて述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。今回はお風呂での発生に対する予防ポイントですが、トイレなどでもヒートショックは起こります。

万が一、自分の身近に居る方が、ヒートショックになってしまったら悲しいですよね。起こってしまってからでは遅いんです。

おじいちゃん、おばあちゃんに会うのを楽しみにしているお孫さんやご両親。楽しく温泉旅行などに行かれる方も沢山おられると思います。

寒さがピークになる前に声掛けしたり、寒さに備えて準備するようにしましょう。自身のため、家族のため、彼氏彼女のため、友人知人のため、皆が楽しい暮らしが出来るよう一人一人が注意しましょう!

\最後まで読んで頂きありがとうございました/

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