【参考】仔犬が生まれてからの譲渡時期は?気を付けないといけない点は何?

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ポメラニアン

どうもゴンです。

わが家の愛犬モコちゃんも2023年4月12日に3匹の可愛い赤ちゃんが生まれました。

嬉しいことに新しい家族にしていただける方もいます。

心待ちにされていると思うのですが、ここで譲渡するにあたって気を付けなければならないことがあります。

今回は、譲渡する時期や気を付けなければならない仔犬に与える影響を解説していきます。

ポメラニアン生後0日
目次
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仔犬が生まれてからの譲渡時期は?気を付けないといけない点は何?

動物の愛護及び管理に関する法律

動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)によると、繁殖された犬や猫の子犬・子猫を引き渡す際には、生後56日以降にすることが義務付けられています。

つまり、犬の場合には生後8週間以上経過した時点で引き渡すことが法律で定められています。

このようなルールがあるのは、子犬や子猫が母親からの栄養や社会化に必要な期間を過ごすことができるようにし、健康的な成長や心身の発達を促進するためです。

また、法律で定められた期日よりも早く引き渡されると、子犬や子猫が健康上の問題を抱える場合があるため、注意が必要です。

引用:動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました 環境省

仔犬の譲渡時期の目安

仔犬の引き渡し時期は、一般的に生後8週間以上経過した時点で行われることが多いです。

親犬や兄弟と共に過ごす期間でみると約2ヵ月~3ヵ月が望ましい期日です。

この時期に仔犬は、母犬からの必要な栄養素を受け取り、社会化に必要な犬同士のコミュニケーションや行動学習をするための時間を過ごすことができます。

また、8週齢以上になると、獣医師による健康診断やワクチン接種などの必要な医療処置を行うことができるため、引き渡し時期として適切とされています。

ただし、地域やブリーダーによって異なる場合がありますので、具体的な引き渡し時期については、ブリーダーや獣医師に相談して確認することが重要です。

仔犬を早く譲渡する期間が2ヵ月~3ヵ月が望ましいのは何故?

仔犬を早く譲渡する期間が2ヵ月〜3ヵ月が望ましい理由は、仔犬の身体的・心理的発達に必要な期間がこの時期にあるためです。

仔犬は生後数週間から数か月の間に、母犬や兄弟犬との関わり方や社会的なルールを学び、社会化を行います。

この期間に十分な社会化ができないと、成犬になってから行動障害や社会性の欠如などが見られる可能性があります。

また、この時期には必要な免疫素が十分に受け取れ、消化器系の発達も進んでいるため、健康上のリスクも少なくなります。

一方、2か月未満での譲渡は、仔犬がまだ母乳を飲んでいることが多く、栄養や免疫力の不足、消化器系の未熟さなどがあるため、健康上のリスクが高まります。

また、母犬からの切り離しを早く行うことで、ストレスや不安などの心理的な問題が生じることがあります。

3か月以上経ってしまうと、社会化の期間が過ぎてしまうため、成犬になってからの社会性などに影響が出ることがあります。

以上のような理由から、2ヵ月〜3ヵ月の時期が、仔犬を譲渡するための適切な期間とされています。

ただし、個体差があるため、引き渡し時期については、飼育者や繁殖者、動物医師などの専門家と相談することが大切です。

仔犬を早く譲渡することで仔犬に与える影響は?

仔犬を早く譲渡することで、仔犬には様々な影響が出る可能性があります。

以下に具体的な影響をいくつか紹介します。

  1. 社会化不足
    仔犬は生後数週間から数ヵ月の間に、人や他の犬との関わり方や社会的なルールを学びます。早期に引き離されると、この期間が不十分になるため、社会化不足に陥る可能性があります。これにより、成長後に行動障害や社会性の欠如などが見られる場合があります。
  2. 生理的な問題
    早期に引き離された仔犬は、必要な免疫素が十分に受け取れなかったり、消化器系の発達が未熟な状態で新しい環境に移されることがあるため、健康上の問題が発生することがあります。
  3. 行動問題
    早期に引き離された仔犬は、母犬や兄弟犬との関係性を学ぶことができないため、犬同士のコミュニケーション能力が不十分になることがあります。また、ストレスや不安による行動問題を引き起こす場合があります。
  4. 心理的な問題
    仔犬は、母犬や兄弟犬との関係を築くことにより、安心感や信頼感を得ることができます。早期に引き離されると、このような心理的な問題が生じることがあります。

以上のような影響を受ける可能性があるため、仔犬を早期に引き離すことは避けることが望ましいとされています。動物愛護に配慮した取り組みが求められます。

仔犬を早く譲渡することで身体が弱くなる

仔犬を早く譲渡することが身体的に弱くなる原因となることは、全てのケースにおいて必ずしもそうではありません。

ただし、生後2か月未満の仔犬を譲渡することは、健康リスクがあるため、望ましくありません。

2か月未満の仔犬はまだ母乳を摂取しており、母乳に含まれる栄養素や免疫素が重要な役割を果たしています。

母乳を摂取することで、仔犬は充分な栄養素を得ることができ、病気にかかるリスクも低くなります。

そのため、生後2か月未満の仔犬を早く譲渡することは、成長に必要な栄養素を十分に摂取できず、免疫力が弱くなるリスクが高まるため、健康に悪影響を与える可能性があります。

しかし、2か月以上3か月未満の仔犬であれば、餌に切り替える期間に適切な成犬用のフードを与えることで、十分な栄養素を摂取することができます。

また、母犬から離れることでストレスを感じることがあるため、引き渡し時期は個体差を考慮しつつ、できるだけ適切な時期を選択することが重要です。

仔犬を譲渡された新しい家族が気を付けることは?

仔犬を譲渡された新しい家族が気を付けることは多岐にわたりますが、以下に代表的なものをいくつか挙げてみます。

  1. 健康管理
    仔犬は免疫力が弱く、病気にかかりやすい時期です。引き渡し前には獣医師による健康診断を受け、必要な予防接種や健康管理を行いましょう。また、引き渡し後も定期的な健康診断や予防接種、必要な治療を受けるようにしましょう。
  2. 餌や水の管理
    仔犬は成長期にあるため、適切な栄養素を摂取することが重要です。成犬用のフードではなく、仔犬用のフードを選び、適切な量を与えましょう。また、常に清潔な水を用意し、水をこまめに交換するようにしましょう。
  3. トイレトレーニング
    仔犬はトイレトレーニングが必要です。早めにトイレトレーニングを開始し、仔犬がトイレを済ませる場所を教えることが大切です。また、仔犬がトイレを済ませた場所は、消毒や清掃を行うようにしましょう。
  4. 適切な運動や社会化
    適度な運動や社会化は、仔犬の健康や成長にとって非常に重要です。適切な運動や遊びを提供し、適切な社会化を行うように心がけましょう。
  5. 環境の整備
    仔犬が快適に過ごせる環境を整備することも大切です。十分なスペースや適切な温度、清潔な環境を提供し、安全に過ごせるように注意しましょう。

以上が、仔犬を譲渡された新しい家族が気を付けるべきことの一例です。また、獣医師や専門家に相談することも大切です。

仔犬にかまいすぎてはいけない?

仔犬を譲渡された際には、その可愛らしさや愛らしさに心を奪われて、かまいすぎることがあるかもしれません。

しかし、かまいすぎることは、仔犬の成長や発達に悪影響を与える可能性があるため、適度なかまい方を心がける必要があります。

適度なかまい方とは、適切な健康管理や食事管理、適切な社会化やトレーニングを行い、環境を整備することです。また、仔犬に必要な休息や遊びの時間を確保することも重要です。

一方で、かまいすぎることは、仔犬にストレスを与え、疲れさせてしまうことがあります。

適度なかまい方を心がけることで、仔犬が自然に成長し、健康的な成犬に育っていくことが期待できます。

また、仔犬を譲渡された際には、獣医師や専門家に相談することも重要です。

適切なアドバイスを受け、適度なかまい方を心がけましょう。

まとめ

今回は仔犬の譲渡についてお話しました。

仔犬を早く譲渡することが望ましい理由や、新しい家族が気を付けること、かまいすぎないことの重要性についてお伝えしました。

仔犬を譲渡する側にとっても、仔犬を譲り受ける側にとっても、健康的な成長と幸せな生活を送るために、適切な注意や努力を行うことが大切です。

犬と人との素晴らしい関係を築くためにも、常に相手のことを考えた上で、適切なケアや愛情を注いでいくことが重要です。

\最後まで読んで頂きありがとうございました/

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